政治家って、言葉で仕事をする人だと思うんです。説得力、傾聴力、論理的に話をして会派を形成して、声を大きくしていく。それが失言のオンパレード。まぁ今に始まったことではないけど、それにしてもお粗末。
「金目」ってなんだ?大臣のいう事じゃない。「早く結婚したほうがいいんじゃないか」「産めないのか」とは?仮にも議場で発する発言とは思えない。そういう発言に対して色々と理由を付けながら謝罪をするけど、そもそも思っていないで出る発言とも思えない。日頃は偉そうなことを言っている癖に、こういうことをペロっといってしまったりするから、政治家に対する信頼はなくなるし、品性下劣な感をどうあがいても拭い去ることができない。
人間は言葉でコミュニケートする生き物だから、言葉っていうのはすごく大切なもののはず。意外とそういうことを知らない人が多くて、TPOを考えずに感情をそのまま表現してしまうことで、わざわざ悪感情を抱かれてしまうようなことを平気でする人がいる。
自分が言われたくない事は相手だって言われたくない。もしそういう発言をするのであれば、その苦しみも一緒に共有する位の気持ちじゃないと。
言葉は、優しい真綿にもなるし、鋭い刃にもなる。自分の言葉とその使い方について改めて考えてみよう。。