日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「ゴジラ-1.0/C」


ゴジラ-1.0/C(ゴジラマイナスワン/マイナスカラー
2024山崎貴監督・脚本・VFX
本日より公開。11月5日からロングラン公開されている「ゴジラ-1.0」のモノクロ版。
カラー版は鑑賞済。その後全米公開され、国内興収52億1000万円、観客動員339万人を突破、12月1日から日本映画実写史上最大規模となる2308館(その後2540館まで拡大)で公開した北米でも、1月10日までの41日間で興収4974万ドルを突破、アニメを含めた日本映画の興収で歴代2位となった。さらに、日本を除いた世界興収も6110万ドル(約88億円)に上り、全世界興収も140億円を突破。軽々と「シン・ゴジラ」の記録を越え、ゴジラ映画としてだけではなく海外輸出も含め邦画史上No1大ヒット驀進中です。

そして満を持してのモノクロ版が今日から公開。お話が変わっているわけではなく、同じ映画館でカラー版とモノクロ版を掛けていたりするから注意が必要です。

結論から言えば、白黒映画に生理的拒否反応がない、古い映画も嗜むという人であれば、モノクロ版の「ゴジラ-1.0/C」の方がお勧めです。

白黒の映画は、「色彩」という情報がないのでそれを脳で補うことになります。そこで、ただでさえ迫力のある「ゴジラ-1.0」への”没入感”が更に増します。
カラーで現代の映画だと思うと、俳優の大仰な演技(特に、佐々木蔵之介安藤サクラ)が、古い映画に思えるとさほど大げさに感じません。
あと、ゴジラがとにかく怖い。
ゴジラ第1作「ゴジラ」第2作「ゴジラの逆襲」は時代的に白黒映画しかなく、夜間のシーンが多い。当時の特撮技術では昼間の特撮は粗が目立ち過ぎるし、これは逆に効果的だったと思います。ただ、モノクロの夜間シーンは観にくいのが難点。もっともそれが巨大な怪獣の恐怖感を増したりしてますが。「キングコング対ゴジラ」(1962)以降のカラーゴジラは、巨大な生物が暴れているというだけで恐怖はあまり感じません。唯一「ゴジラモスラキングギドラ怪獣総攻撃」(2001年)が怖いかな。

今回の「ゴジラ-1.0」は昼間の襲撃が多く、白黒でもゴジラの造形がとても見やすい。
また今回は海が戦闘の主舞台になっているのもこれまでにない演出で、カラーでも勿論迫力があるのですが、白黒にすることによって、波や戦艦。戦闘機がいかにも本物っぽい。

時代設定も終戦寸前の場面と昭和23年ですから、白黒にする意味があります。
この前に「シン・ゴジラ」モノクロ版(シン・ゴジラ:オルソ)が公開されていますが、観ていないので単純に比較はできませんが「ゴジラ-1.0」の方が親和性は高いはずです。同じような事を庵野総監督も山崎監督とのトークショーで言ってたと思います。

これまで、山崎貴監督作品は観ているけど、ゴジラ映画を観ていなかった人、是非観てください。
これぞゴジラ映画!です。


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