日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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万城目学さん直木賞おめでとう。

第170回芥川賞直木賞日本文学振興会主催)の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、直木賞万城目学さん(47)の「八月の御所グラウンド」(文芸春秋)と河﨑秋子さん(44)の「ともぐい」(新潮社)が選ばれた。(中略)■万城目さんは京都大法学部卒。京都を舞台に学生たちが躍動する青春ファンタジー小説鴨川ホルモー」で2006年にデビュー。「鹿男あをによし」「プリンセス・トヨトミ」などが次々と直木賞候補入りし、映画化作品も話題になるなど、瞬く間に人気作家となった。直木賞はノミネート6回目で受賞した。■「八月の御所グラウンド」は、友人につき合って草野球大会に出場した男子大学生が、死んだはずの名選手らしき人物に出会い、ともにプレーに興じるファンタジー小説京都御苑内のグラウンドに現れたその人物はいったい何者で、何をしに来たのか-。この国の「八月」を、時空を超える万城目ワールドの中で叙情的に描いた。(京都新聞・1/17(水) 19:09配信)


まだ受賞していなかったんだ…。結構頻繁にノミネートされてたからもう受賞済と思ってました。

万城目学作品好きなんですよね。2006年デビュー(「鴨川ホルモー」)で、小説13作、エッセイ5作とさほど多くはありません。小説は8作、エッセイは3作読んでます
映像化された「鹿男あをによし」は名作。映画化された「鴨川ホルモー」「プリンセス・トヨトミ」「偉大なる、しゅららぼん」も観ましたがこちらは原作の方が面白かったかな。「鴨川ホルモー」には続編「ホルモー六景」という短編の続編集もあります。

日常の裏側にちょっと不思議な世界が実はあって…というお話が多いと思いますが、そもそも根っからの関東人にとっては「関西ってそういうののこってるのかもね」と思ったりします。

猫好きなら「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」がお勧め。
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)
小学校入りたての1年生かのこちゃんと気品のある猫のマドレーヌ夫人のお話。
以前感想書いています↓
hee.hatenablog.com

最近読んでいなかったから、受賞作含め本屋さんで探してみよう。