日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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ガッツポーズ

「スポーツ選手が、勝ったり会心のプレーをしたりしたときにするしぐさ。握りこぶしを肩のあたりにかかげたりする。」大辞泉


センバツ初出場の香川・英明「ガッツポーズ禁止」の理由とは…(デイリースポーツ 3月9日(月)11時1分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150309-00000039-dal-base
 3月21日開幕のセンバツに初出場する香川・英明野球部には、2005年の創部以来、厳しく守られてきた掟(おきて)がある。

 先日、練習を取材するため同校グラウンドを訪れたときのこと。チームの集合写真を撮影するため、筆者はカメラを構え「右手でガッツポーズ、お願いしまーす」とお決まりの要望を出した。すると、冨田勝貴主将(3年)が毅然とした口調で「できません。禁止です!」。そう、このチームはガッツポーズが御法度なのだ。(後略)



 必要以上に自分の優勢を誇示する事は下品とされる。
 wikiを見ると以下のような記述。

剣道
一本を取った後でガッツポーズをした場合、全日本剣道連盟の試合審判細則第24条で不適切な行為と規定している「打突後、必要以上の余勢や有効を誇示」と判断されて、同細則第27条により一本が取り消されることもある。2004年8月11日放送された「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」ではガッツポーズをしたために一本が取り消しになった実際の剣道の試合が紹介された。残心が終わり、競技が終了した後はこの限りではない。


…規則で定めてるんだ…。


柔道
不祥事根絶を掲げ全日本柔道連盟会長に2013年就任した宗岡正二の就任インタビューが2014年8月16日の毎日新聞に掲載されたが、そこで「各種大会のあいさつでは、敗者への配慮としてガッツポーズを控えることを求めてきた」と紹介された。宗岡は「フランスなど欧州で日本柔道が高く評価されるのは、教育的側面にある。格闘技として、ただ強ければいいのではなく、礼儀作法や品位、知力が備わるから、子供を道場に通わせたいと思われる」と説明している。


…最近のセクハラパワハラ騒動を見ると???な感じですが(^-^;)


相撲
2009年1月場所千秋楽の優勝決定戦で白鵬に勝利して復活優勝を遂げた横綱朝青龍が勝利直後に土俵上でガッツポーズをした際には、横綱審議委員会などから問題視され、後日に日本相撲協会から所属部屋の高砂親方を通じて厳重注意を受けた。

横綱ともあろうものが、相撲の精神を理解していない。心技体の技術だけでは横綱とは言えません。


野球
ホームランを打った後などに、派手なガッツポーズを行ってはいけないとされている(野球の不文律参照)。日本高等学校野球連盟高校野球は教育の一環との考えから、球児に対してガッツポーズを慎むように指導している。


…これがニュースになる前にそもそも高校野球って、ガッツポーズを慎むよう指導されてたんだ。。


私がやってる弓道も、たとえ全部の矢が中って(皆中といいます)、自分としてすごくうれしくても、ガッツポーズはおろか、嬉しいを表現してはいけません。いつも通り静かに弓を倒し、射位(射る場所)から離れる。youtubeとかで学生が思いっきりガッツポーズとってたりするのは、そりゃ嬉しいのは分かるけど見苦しい。


 ガッツポーズをとる人は嬉しいだろうけど、敗者への配慮が足りない、技術的、肉体的には勝っても精神的に勝ててないってことなんだと思います。

 
 嬉しい時に嬉しさを表現できないのは窮屈かもしれませんが、自分からそれをアピールしなくても周りに人からは祝福を受ける。喜びは一人で噛みしめ更に反省をしてもう一歩進んでいく。それがやっぱり正しい姿なんだと思います。