日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

読書

「時代劇入門」

春日 太一著・角川新書 時代劇の”時代”は新しい”時代”を切り開くという意味。と、先日チコちゃんが言ってました。 その時解説をされたのが著者の春日太一さん。「時代劇入門」は春日さんの新刊です。 春日さんは時代劇研究家として活動をされていますが、そ…

「Fukushima 50」

映画「Fukushima 50」のノベライズ。映画脚本を元に書かれていますから、ほぼ映画に沿った展開。ただし恐らく決定稿からのノベライズなので、カットされた部分も残っていることで映画を補完する役割があり、映画とは違った楽しみ方もできます。ノンフィクシ…

「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」

門田隆将著・角川文庫 現在公開中の映画「Fukushima50」の原作ノンフィクション。あまりに巷間の映画評が、私を含め賛辞派は高い評価、否定派は最悪な評価と極端な賛否両論になっており、現実はどうだったのかを知りたくなり即購入しました。 結論として「映…

「アンヌ今昔物語: ウルトラセブンよ永遠に…」

ひし美ゆり子・著 小学館 ウルトラセブンの魅力の一つが友里アンヌ隊員であることは間違いありません。 たかがお子様向けのTV特撮、怪獣ものなのに、50年以上も愛されるとは、出演された人々も思っていなかった。当時のテレビ番組は、せいぜい穴埋めで再放送…

「万華鏡の女 女優ひし美ゆり子」

ひし美ゆり子・樋口尚文著 ひし美ゆり子ファンを自認する映画評論家の樋口尚文さんによるロングインタビュー。 2011年にハードカバーで上梓されその時に読んでいますが、今回9年振りに文庫化され再読しました。 その時の感想はこちら→http://hee.hatenablog…

「ラストレター」

岩井俊二著・文春文庫 現在公開中の同名映画の、岩井監督自らノベライズしたもの。 映画とは若干展開が異なり、乙坂視点で物語が進んでいきます。なので、読者も乙坂の立場に立つことで、物語に没入することができます。 また、映画では、裕里の息子だった瑛…

「HOW TO BUILD ホビージャパン」

「ホビージャパン」は、模型雑誌としての認識でしたが、創刊当初はミニカー紹介雑誌だったとは知りませんでした。この本は「ホビージャパン」創刊の経緯と、80年代中頃までの編集の裏側が書かれたノンフィクションです。 私が購読していたのは高校時代の1981…

「東天の獅子 天の巻・嘉納流柔術 第四巻」

夢枕 獏著・フタバノベルズ柔道(講道館流・嘉納流)の黎明期を描く「東天の獅子 天の巻」完結。 第3巻で登場した琉球空手の梟と名乗る男、かつて琉球に渡り空手を学んだ武田惣角を追ってきた者だった。師匠である新垣を倒した敵として本土までやってきたの…

「東天の獅子 天の巻・嘉納流柔術 第三巻」

夢枕 獏著・フタバノベルズ講道館柔道黎明期を描く、東天の獅子第3巻。遂に警視庁武術大会の幕が上がる。 1試合目 講道館嘉納流 山下義韶 対 起倒流 奥田松五郎 2試合目 講道館嘉納流 宗像逸郎 対 良移心頭流 中村半助 3試合目 講道館嘉納流 横山作太郎 対 …

「東天の獅子 天の巻・嘉納流柔術 第二巻」

夢枕 獏著・フタバノベルズ武道に興味はあったのですが、痛いのとか駄目で、柔道、空手、剣道、合気道などは結局やらず、弓道をやる事にしたのです。 もちろん弓道も戦場では弓矢を使って敵と戦うものですが、他の武道と異なるところは”ロングレンジ”で直接…

「東天の獅子 天の巻・嘉納流柔術 第一巻」

夢枕 獏著・フタバノベルズ今一般的に”柔道”と呼ばれているのは、明治初期に嘉納治五郎が始めた嘉納流柔術、講道館柔道のこと。 明治以来、武士のたしなみとしての武道は、その役割を終えて数多ある柔術も風前の灯火。そんな中、官立東京開成学校(後の東京…

「出版禁止」

長江俊和著・新潮文庫 10年以上前、深夜つけっぱなしにしていたTVでドキュメンタリーがやっていた。タイトルは「放送禁止 しじんの村」。 自殺志願者を思いとどまらせるための施設「しじんの村」についての取材。自らの教師時代に教え子が自殺したことがき…

「リメンバー」

五十嵐 貴久著・ 幻冬舎文庫 「リカ」シリーズ最新刊。第1作「リカ」の20年後。第2作「リターン」でリカは12発の銃弾を頭に受けて死んだ、はず。しかし、安置室から遺体は消え、検死を担当した医師は報告書とともに失踪、行方不明になっているという。 或る…

「昭和40年男」VOL.59

巻頭特集は、今からちょうど40年前の1980年。連載特集は更に10年を遡った1970年。記憶しているぎりぎりの5歳と最も多感だった15歳の話題。1980 秘められた謎 江口寿史が語る 1980というポップカルチャー革命 田中康夫『なんとなく、クリスタル』が提示した新…

「逃げるは恥だが役に立つ シナリオブック 」

野木 亜紀子著2016年10月期のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」シナリオ集。新書サイズで、巻頭に写真、イラストで登場人物、シーン解説もあり、手に取りやすい装丁です。 「逃げ恥」は、最近のドラマの中ではかなりの秀作です。勿論、視聴率も良かったし、…

「うさぎ幻化行」

北森 鴻 著・創元推理文庫 北森作品には、おいしそうなお酒食べ物の描写がある。 この物語は連作短編。第3話「祭りの準備」に浅草神谷バーの風景で、こんな一節がありました。 電気ブランを知っているかい。日本ではじめて創られたオリジナルカクテルなんだ…

「サザンクロスの翼」

高嶋哲夫著・文春文庫 高嶋哲夫さんにしては珍しい戦記物。といっても軍隊の話でも、直接的な戦争の話でもありません。 1945年夏、太平洋戦争の末期。特攻機の直援をしていた峯崎は、日本に残した両親と妹が東京大空襲で亡くなったとの報を受け取り、自ら特…

「ファイアー・フライ」

高嶋 哲夫著・ 文春文庫 あらすじも見ずに読んだら2冊続いて誘拐ものだったw 高嶋哲夫は、これまで何冊か読んでおり、特に巨大震災が東京を襲う「M8」数ヶ月前にあった巨大台風よりさらに大きな水害に見舞われる「東京大洪水」など、綿密なデータをもと…

「99のなみだ・友―涙がこころを癒す短篇小説集」

リンダブックス編集部編 大体このシリーズ何冊出ているんだろ…。 今回の12篇は以下の通り。 「巣立ちのエール」 妻を亡くして一人陽斗を育てた父は突然ヒマラヤに行くという。出発の日、陽斗は給水塔に一人登っていると交番のお巡りさんが声を掛けてくる。。…

「町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編 」

町山智浩・春日太一著・河出書房新社 町山智浩・春日太一の日本映画講義。戦争・パニック映画編の姉妹編。 『七人の侍』、内田吐夢監督の『宮本武蔵』五部作、三隅研次監督の『剣』三部作、『子連れ狼』シリーズ、原田芳雄主演の『竜馬暗殺』『浪人街』、五…

「弓執る心」

今村鯉三郎著・不昧堂出版 この本は平成5年1月・4月-平成6年11月まで月刊弓道に連載、加筆編集されたものです。著者の今村先生は範士九段(出版時)。軍隊生活の中で弓道と出逢い、復員後しばらくは弓から離れた生活をしていましたがその後復帰し、天皇杯(…

「黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄」

春日太一著・文藝春秋 映画ってすごくお金がかかります。プロデューサーは、企画を見つけてその企画を実現する為、監督やスタッフ、俳優を集め映画を完成に導く。なかでも特に大切なのはお金集め。 映画では監督が注目されがちですが、プロデューサーが映画…

「町山智浩・春日太一の日本映画講義 戦争・パニック映画編」

町山智浩,春日太一共著・ 河出新書 WOWOWの「町山智浩の映画塾!」での対談とトークイベントでの対談を収録。『-映画塾!』はyoutubeで見ていて、話的にはそのまんまですので、読むのが面倒な人はyoutubeで見るとよいかも。こちらは戦争・パニック映画…

「99のなみだ・心」

リンダブックス編集部編 <涙がこころを癒す>12の短篇小説集。 99のなみだシリーズどれくらい出てるんだろう。これまで何冊か読んでいます。20ページ程度の短い短編ですが、通勤電車の車中で読んでいるとついウルっと来てしまって危険だったりします。 今回…

「アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風」

神林長平著・ハヤカワ文庫 第1作『戦闘妖精・雪風』(連作短編)を読んだのは、19歳の頃、今から35年前。その後99年に第2作『グッドラック 戦闘妖精・雪風』(01年文庫化)が出、02年に改訂版の『戦闘妖精・雪風〈改〉』、そして09年に『アンブロークンアロー …

「元社長が語る! セガ家庭用ゲーム機 開発秘史 ~SG-1000、メガドライブ、サターンからドリームキャストまで~」

佐藤 秀樹著・徳間書店 家庭用ゲーム機戦争の本は一時すごく良く読んでいました。ファミコン、スーファミで一時代を築いた任天堂も、メガドライブで追随してきたセガにアメリカ市場では負けるという波乱があり、NECのPCエンジンも迷走を始めた頃、SO…

「セカンドステージ」

五十嵐貴久著・幻冬舎文庫五十嵐さんの本は一時かなり読んでいました。この本も買ってはいたのですが積読状態。やっと読めました。 かつてキャリア・ウーマンだった杏子さんは、旦那の希望もあって今は小学5年の男の子と2年の女の子の母親、専業主婦。常に…

「武打星」

今野敏著・新潮文庫 積読本消化。今野敏の警察小説以外を読むのは初めて。 時は70年代後半から80年代前半。小さい頃から空手をやっていた主人公長岡誠は、大学を卒業したあと単身香港に渡りアクション俳優を目指す。「武打星」とは香港映画のアクションスタ…

「昭和40年男VOL.57 その時を迎え討つ覚悟を決めろ!! 還暦上等」

発売を待ち望んでいる唯一の雑誌、最新刊。隔月刊だけど、定期刊行がない月は増刊が出ているので、2か月待たされた感がないのは嬉しい。今号の特集は”還暦上等” 昭和40年男にとって、いよいよ秒読みとなった還暦。巻頭の藤岡弘、をはじめ各界の先達たちが…

「ベイジン」(下)

真山仁著・幻冬舎文庫 中国で世界最大の原子力発電所建設に取り組む田嶋は、文化の違いというだけでは割り切れない数々の困難に直面する。そして上巻冒頭の北京オリンピックの開会式での原発運転開始に繋がる。 日本の電車は秒単位で運行される。海外にほと…