日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

読書

「うさぎ幻化行」

北森 鴻 著・創元推理文庫 北森作品には、おいしそうなお酒食べ物の描写がある。 この物語は連作短編。第3話「祭りの準備」に浅草神谷バーの風景で、こんな一節がありました。 電気ブランを知っているかい。日本ではじめて創られたオリジナルカクテルなんだ…

「サザンクロスの翼」

高嶋哲夫著・文春文庫 高嶋哲夫さんにしては珍しい戦記物。といっても軍隊の話でも、直接的な戦争の話でもありません。 1945年夏、太平洋戦争の末期。特攻機の直援をしていた峯崎は、日本に残した両親と妹が東京大空襲で亡くなったとの報を受け取り、自ら特…

「ファイアー・フライ」

高嶋 哲夫著・ 文春文庫 あらすじも見ずに読んだら2冊続いて誘拐ものだったw 高嶋哲夫は、これまで何冊か読んでおり、特に巨大震災が東京を襲う「M8」数ヶ月前にあった巨大台風よりさらに大きな水害に見舞われる「東京大洪水」など、綿密なデータをもと…

「99のなみだ・友―涙がこころを癒す短篇小説集」

リンダブックス編集部編 大体このシリーズ何冊出ているんだろ…。 今回の12篇は以下の通り。 「巣立ちのエール」 妻を亡くして一人陽斗を育てた父は突然ヒマラヤに行くという。出発の日、陽斗は給水塔に一人登っていると交番のお巡りさんが声を掛けてくる。。…

「町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編 」

町山智浩・春日太一著・河出書房新社 町山智浩・春日太一の日本映画講義。戦争・パニック映画編の姉妹編。 『七人の侍』、内田吐夢監督の『宮本武蔵』五部作、三隅研次監督の『剣』三部作、『子連れ狼』シリーズ、原田芳雄主演の『竜馬暗殺』『浪人街』、五…

「弓執る心」

今村鯉三郎著・不昧堂出版 この本は平成5年1月・4月-平成6年11月まで月刊弓道に連載、加筆編集されたものです。著者の今村先生は範士九段(出版時)。軍隊生活の中で弓道と出逢い、復員後しばらくは弓から離れた生活をしていましたがその後復帰し、天皇杯(…

「黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄」

春日太一著・文藝春秋 映画ってすごくお金がかかります。プロデューサーは、企画を見つけてその企画を実現する為、監督やスタッフ、俳優を集め映画を完成に導く。なかでも特に大切なのはお金集め。 映画では監督が注目されがちですが、プロデューサーが映画…

「町山智浩・春日太一の日本映画講義 戦争・パニック映画編」

町山智浩,春日太一共著・ 河出新書 WOWOWの「町山智浩の映画塾!」での対談とトークイベントでの対談を収録。『-映画塾!』はyoutubeで見ていて、話的にはそのまんまですので、読むのが面倒な人はyoutubeで見るとよいかも。こちらは戦争・パニック映画…

「99のなみだ・心」

リンダブックス編集部編 <涙がこころを癒す>12の短篇小説集。 99のなみだシリーズどれくらい出てるんだろう。これまで何冊か読んでいます。20ページ程度の短い短編ですが、通勤電車の車中で読んでいるとついウルっと来てしまって危険だったりします。 今回…

「アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風」

神林長平著・ハヤカワ文庫 第1作『戦闘妖精・雪風』(連作短編)を読んだのは、19歳の頃、今から35年前。その後99年に第2作『グッドラック 戦闘妖精・雪風』(01年文庫化)が出、02年に改訂版の『戦闘妖精・雪風〈改〉』、そして09年に『アンブロークンアロー …

「元社長が語る! セガ家庭用ゲーム機 開発秘史 ~SG-1000、メガドライブ、サターンからドリームキャストまで~」

佐藤 秀樹著・徳間書店 家庭用ゲーム機戦争の本は一時すごく良く読んでいました。ファミコン、スーファミで一時代を築いた任天堂も、メガドライブで追随してきたセガにアメリカ市場では負けるという波乱があり、NECのPCエンジンも迷走を始めた頃、SO…

「セカンドステージ」

五十嵐貴久著・幻冬舎文庫五十嵐さんの本は一時かなり読んでいました。この本も買ってはいたのですが積読状態。やっと読めました。 かつてキャリア・ウーマンだった杏子さんは、旦那の希望もあって今は小学5年の男の子と2年の女の子の母親、専業主婦。常に…

「武打星」

今野敏著・新潮文庫 積読本消化。今野敏の警察小説以外を読むのは初めて。 時は70年代後半から80年代前半。小さい頃から空手をやっていた主人公長岡誠は、大学を卒業したあと単身香港に渡りアクション俳優を目指す。「武打星」とは香港映画のアクションスタ…

「昭和40年男VOL.57 その時を迎え討つ覚悟を決めろ!! 還暦上等」

発売を待ち望んでいる唯一の雑誌、最新刊。隔月刊だけど、定期刊行がない月は増刊が出ているので、2か月待たされた感がないのは嬉しい。今号の特集は”還暦上等” 昭和40年男にとって、いよいよ秒読みとなった還暦。巻頭の藤岡弘、をはじめ各界の先達たちが…

「ベイジン」(下)

真山仁著・幻冬舎文庫 中国で世界最大の原子力発電所建設に取り組む田嶋は、文化の違いというだけでは割り切れない数々の困難に直面する。そして上巻冒頭の北京オリンピックの開会式での原発運転開始に繋がる。 日本の電車は秒単位で運行される。海外にほと…

「ベイジン」(上)

真山仁著・幻冬舎文庫 真山仁は「ハゲタカ」を読んで好きになって、一時結構読んでいて、この本も結構前に買っていましたがやっと手を付けられました(^_^;)。 物語は2008年の北京オリンピックの裏側、記録映画を撮るスタジオから始まります。中国は北京オリ…

「昭和40年男増刊 俺たちをときめかせた音楽モノ大全」

今となってはTVが部屋に1台なんていうのは当たり前。そこから更に進んでスマホやタブレットをそれぞれが持っていて、TVがあってもほとんど見なくなってる。私もリビングのTVで見ているのは専らDVDやyoutube,amazonプライム。TV番組そのものを見る…

「小説 天気の子」

新海誠著・角川文庫 現在公開中の新海誠監督作品最新作のノベライズ。新海監督はこれまでも自作を小説化しています(「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」「星を追う子ども」の3作のみ別の人がノベライズ)。 8月4日現在で興行収入59億円を突破。…

「蚊トンボ白鬚の冒険」

藤原伊織 著・講談社文庫 藤原伊織は、広告代理店の電通に勤務しながら創作をはじめ02年から執筆に専念、07年に逝去するまでわずか10冊の長、短編集を世に送り出しました。 「蚊トンボ白鬚の冒険」はその中でも最長、文庫本で上下巻の作品。 他の作品は、す…

「昭和40年男VOL.56消えた⋯俺たちの夏」

今月発売の最新号 連載特集は昭和56年(1981年)、16歳高校1-2年の頃。 表紙は早見優。巻頭特集。今も美形を保っていますが、当時ほんとにかわいい。CHAGEと石川優子の約30年振りのインタビュー『ふたりの愛ランド』。「サザンが歌った茅ヶ崎海岸物語」とし…

「大野雄二のジャズ放浪記 JAZZ SQUALL」

大野雄二著・ディスクユニオン 大野雄二。ジャズピアニスト。でも私的には劇伴作曲家としての顔が一番なじみ深い。初めて手掛けて映画音楽「犬神家の一族」から始まる角川映画。「人間の証明」「野性の証明」もこの人。松田優作の遊戯シリーズの音楽。TVド…

「ベストセラー伝説」

本橋 信宏著・新潮新書 本橋信宏さん最新刊。本橋さんの著作は結構読んでいます。「アダルトビデオ 村西とおるとその時代」「裏本時代」「フルーツの夜」など主にアンダーグラウンド系のノンフィクションが特に面白く、最近は「東京最後の異界鶯谷」「迷宮の…

「漫画超進化論 」

石ノ森章太郎著・河出文庫/河出書房新社 表紙が009なのでつい買ってしまいました(^_^;)。 初刊は1989年3月。平成元年に出た本が令和元年に再刊文庫化されるというのはなんとも感慨深い。といいつつ初刊時は読んでいません。 この本は、石ノ森章太郎が、小池…

「若き狼の肖像」

平井和正著・kindle/祥伝社・NONNOVEL版 アダルトウルフガイシリーズ第10巻。アダルトウルフガイシリーズ・スペシャルタイトル通り、アダルトウルフガイ、犬神明21歳、学生トップ屋として活躍していた時の話。天使も悪魔も出てこない。 赤坂のおんぼろマンシ…

「人狼天使第III部 魔王の使者」

平井和正著・kindle/祥伝社・NONNOVEL版 アダルトウルフガイシリーズ第9巻。 アダルトウルフガイ第1期全9巻ここに完結。って完結してないやん!と初読時思ったものです。 ブリザード吹き荒れるニューヨークでプエルト・リコ解放戦線の爆弾魔に付け狙われる…

「人狼天使第II部」

平井和正著・kindle/祥伝社・NONNOVEL版 アダルトウルフガイシリーズ第8巻。憑霊都市ニューヨークで悪魔崇拝の行なわれる場所を突き止めた犬神明は、そこに入ろうとするマイクブローニングを発見して逆上、マイクを救うべく単身スパイラルタワーに突入する。…

「人狼白書」

平井和正著・kindle/祥伝社・NONNOVEL版 アダルトウルフガイシリーズ第6巻。 アダルトウルフガイkindle再読マラソン6巻目。やっと折り返し点を過ぎました。前作「狼は泣かず」の直接の続編です。 「狼は泣かず」で人体事件の結果殺人マシーンとかした大滝雷…

「狼は泣かず」

平井和正著・kindle/祥伝社・NONNOVEL版 アダルトウルフガイシリーズ第5巻。 アダルトウルフガイkindle再読マラソンも5巻目。あとがきにもある通り、前巻「人狼戦線」を間に挟む2つの中編「虎よ!虎よ!」「狼は泣かず」で構成されていますので、連続して読…

「人狼戦線」

平井和正著・kindle/祥伝社・NONNOVEL版 アダルトウルフガイシリーズ第4巻。 kindle版での連続再読続けています。 前巻でブラジルでの大暴れの後、無事帰国した犬神明。執筆順では、ブラジル篇の後中編の「虎よ!虎よ!」(NONNOVEL「狼は泣かず」所…

「魔境の狼男」

平井和正著・kindle/祥伝社・NONNOVEL版 アダルトウルフガイシリーズ第3巻。 kindle版での連続再読続けています。 ハヤカワ文庫で発売されていた「リオの狼男」からブラジルでの2篇「リオの狼男」「ライオンヘッド」と「人狼地獄篇」を1冊にまとめたもの。犬…